そもそも野田村ってどこ?という方、いらっしゃるかもしれませんね。
かくいう私も内陸生まれ、県北沿岸は未知の世界でした。
野田村は人口4600人ほどの小さな村です。
夏は「やませ」が吹き、冷涼。冬は内陸と比べて雪が少なく、比較的温暖。
(といっても、岩手の冬。やっぱり、寒いです^^;)
海も山もある、自然豊かな野田村
主な特産品は、のだ塩・ホタテ・山ぶどうなど。
今回は、銀プラでも扱っている「のだ塩」をご紹介します!
これが「のだ塩」なのだ
三陸の海水を塩釜で煮詰める「直煮」によって製塩されるのだ塩は、
煮詰めること、数十時間・数日がかり。
一連の工程を含めて、ひと釜あたり、完成に4日はかかるそうです。
じっくり時間をかけて作られた塩は、結晶が大きいのが特徴で、甘くまろやか。
短時間での製塩では、こうはならないそうです。
もちろん私も、使っているのだ♪
(↓マイ塩。こちらは復活記念の限定ラベルです)
のだ塩の歴史は古く、江戸時代から原理的に同じ製法で造られているそう。
厳しい気候で食べ物が育たなかったため、牛に塩を積んで内陸まで運び、
米などの穀物と交換していたとのことです。
その時代の製法が現代に受け継がれており、
決して効率は良くありませんし、大量生産はできませんが・・・
丁寧に大切に、じっくり造られています。
厳しい時代に造られてきた、優しく甘い、のだ塩。
もともと海のそばにあった塩工房は震災により全壊しましたが、
今年2月に新工房が完成し、3月に製塩を再開。
蒸気が立ち込める工房のなかで、ただ静かに、今日も塩が造られています。
煮詰めて、少しずつ、少しずつ・・・
薪の火で・・・
ちなみに。
のだ塩が使われている「のだ塩さばめしの素」(洋野町/長根商店)が、
今年度の「いわて特産品コンクール」食品部門にて"岩手県知事賞"を受賞しました!
パチパチパチ
私も早速試しました~!炊き立てはこんなかんじ。
まぜまぜして、いただきます♪
嗚呼・・・湯気とともに立ち込める、さばの良いかほりに、うっとり。
そして角がなくまろやかな、ほどよい塩加減。本当に美味しい!!
あまりの美味しさに、2合分があっという間にすっからかんでした。(あ、ひとりで食べたわけじゃないですw)
こちらも銀プラで購入できますので、是非手に取ってみてくださいね♪
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ということで、いわて発anecco.ブログ、今回はこの辺で
主な更新者のおしらせがかり・はせっちの記事の合間に、たまに登場したいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします!
(はっち♪)