鎌倉建長寺で 11月23日(土) 24日(日)の 2日間
早池峰大償神楽公演 「鎮魂と祈りの舞」が 開催されました。
紅葉 真っ盛りの 鎌倉へ 行ってきましたよ。
早池峰神楽については、春にも「岳神楽」をブログに書きました。
http://www.iwate-ginpla.net/anecco/2013/05/post-146.html
今回は、もうひとつの「大償神楽」。
東京近辺で、2つの早池峰神楽を観ることができるなんて
貴重な体験です。
早速、建長寺へ。
山門を入って、会場へ向かいます。
迫力が すごい。。。
会場は、龍王殿。
今回も 組立式の神楽舞台が 用意されていました。
岳神楽を 見た後だったので、
どこが違うのかなーと 思ったのですが。。。
筋の運びは、ほぼ 同じでした。 鶏舞で 始まり、権現様で 終わる。
舞は、岳神楽の方が、ジャンプしたりと、激しく たくましかったような。
大償神楽の方が 舞も面も 華麗で優しい印象です。
(演目にもよるでしょうが......)
あとから聞いたお話ですが、
拍子の取り方が、違うらしいんですよね。
大償神楽は7拍子、岳神楽は5拍子。
スパイ大作戦のテーマ曲は、5拍子らしいですよ。
なんとなく 5拍子の方が 激しく踊れるんだろうなーと 解釈しました。
7拍子も5拍子も、変拍子でトリッキーです
私たちは 4拍子に慣れているので、
この独特のリズムを体で覚えるのは、相当 大変でしょう。
たっぷり2時間。美しい舞が続きます。
演目で、一番おもしろかったのは「鐘巻」です。
ストーリーがあって、初心者の私でもわかりやすい。
旅の女が、鐘巻寺を参拝したいと 申し込むのですが、断られます。
鐘巻寺は 「女人禁制」 らしいのです。
なんでも、寺には 「女が入ると 鬼人になる」 という
不思議な 言い伝えがあるそうな・・・・・・。
しかーし、女は おかまいなしに 寺に入っていきます。
強情な女ですね。
すると、仏罰がくだって、、、蛇に姿を変えられてしまいます。
ガーン 化け物だー
そこへ修験僧が通りかかり、
蛇を退治し、(もとは美人だろうが、お構いなし)
成仏しました。 めでたし めでたし。
って、全然 めでたくないしー。
女の人は、どこに いっちゃったのよ。
このまえ、貞子を見た時も 思ったのですが、
いつの世も、化けて出るのは 女と決まっているのですね。
とほほ(泣)
というわけで、今回も 早池峰神楽を
最高に 楽しく 観ることが できました
当日、お会いした皆様、ありがとうございましたー。
(はせっち★)