1/16(木)~19(日)の4日間にわたり開催されました、
酔木金土本舗さんの
「ぬくだまる いわてお酒とうつわの手仕事展」
おかげさまで無事に終了いたしました!
皆さま、ご来店・ご声援ありがとうございました
はじめまして!よっちといいます
今回で3回目となる ぬくだまる展、
初めてお手伝いとして参加しました、わたくし、
花巻出身よっち目線でレポートさせていただきます
まずは主催の 「酔木金土本舗」 さんについて…
「酔」 は清酒、「木」 は木工と漆、「金」 は南部鉄器、「土」 は陶磁器を
あらわしているのだそう!ステキなお名前ですよね~
お酒とうつわと料理で提案する、テーブルのうえの、
“ちょっと素敵なふつうの暮らし” をコンセプトに活動されています
そして、今回のテーマは!
岩手県北の幻の酒器「こぶくら」とお酒
「こぶくら」とは…
岩手県北の浄法寺地域で、どぶろくを飲むために使われていた漆器です。
漆器産業の衰退とともに作られなくなってしまい幻となっていましたが、
浄法寺の滴生舎さんが日本酒用にと復刻されたのだそうです
さて、まずはお勉強!?初日16(木)の夜に、いわて学講座として、
「知って味わう!岩手の器・漆・地酒を感じる会」が開催されました。
漆芸家の町田さん、八幡平の酒造「鷲の尾」の工藤さんを講師にお迎えし、
岩手の漆・漆器、岩手のお酒の今と酒器についてのお話を伺いました。
実際に「こぶくら」で、にごり酒を楽しみながらの和やかな会でしたが、
専門的な内容を含む、かなり充実した講座となりました!
実は、恥ずかしながら…わたくし…
浄法寺塗はかろうじて聞いたことがある程度、
"陶器"と"磁器"すらよく分かっておらず
今回、しっかりと勉強させていただきました!!
特に、漆についての知識が全くなかったので目からウロコで
例えば…
漆は、樹皮を傷つけて採取した樹液だということ
国産漆の半分以上を生産するのが岩手県浄法寺だということ
一度、硬化すると酸やアルカリ、溶剤にも溶けないということ
その高い抗菌性や耐久性、軽さなど…
とても興味深いお話を聞くことができました!!
また、日本酒といえば、
やはりおちょこのイメージが強かったので、はじめ、
こぶくらの可愛いながらしっかりした存在感に驚きましたが、
たしかに香りをとるにもぴったりですし、何よりこの形!
不思議と愛着がわいてきます
あ、漢字では「小福ら」とも書くようです!
鷲の尾の工藤さんは、あまりたくさん注がずに、
こぶくらの空間をお酒の香りでいっぱいにしていただくと、
さらにお酒が美味しくいただけますとのことでした
それに、他の参加者の皆さんも本当に漆器やお酒に詳しくって!
皆さんにお聞きした訳ではありませんが、やはり、
岩手出身の方が多いもよう、、さすがです
ちょっと長くなってしまったので、
今日はこの辺りで♪ また♪
(よっち)